入院案内

2024年4月から,脳神経内科の外来を始めました.神経変性疾患(特に認知症,パーキンソン病関連)の診療に力を入れたいと考えております.完全予約制ですので,受診希望の方はまず電話でご相談ください

担当医師

大堀 展平

  • 日本神経学会 専門医
  • 日本認知症学会 専門医
  • 日本頭痛学会 専門医
  • 日本内科学会 認定医,総合内科専門医

代表的な神経症状

1.意識レベルの異常(意識障害)

ボーっとしている,すぐ眠り込む,時々おかしなことを言う,意識がなくなる

2.知能,言語などの異常(認知機能障害,失語,失行,失認)

物忘れがひどい,ぼけてきた,物を盗られたと言って騒ぐ,言葉の理解が悪い,言葉をうまくしゃべることができない,話がとんちんかん

3.頭部・顔面に関係する異常(脳神経系の異常)

見えにくい,ものが二重に見える,まぶたが下がる,まぶたがピクピクする,
顔面麻痺(まぶたや口が閉じない,など),顔の感覚がおかしい,顔が痛い, 味がわかりにくい,しゃべりにくい,飲み込みにくい

4.手足の動きや歩行の異常(不随意運動,筋萎縮,筋力低下,協調運動障害,体幹失調)

手足のふるえ,けいれん,ピクピク;筋肉がやせてきた,力がはいらない
歩きにくい,転びやすい,動作がゆっくり,細かいことがやりにくい

5.感覚の異常(知覚鈍麻,異常感覚)

じんじんする,ピリピリする,痛い,感覚がにぶい

6.自律神経の異常(膀胱・直腸障害,起立性低血圧,発汗障害)

尿が出にくい,尿がもれる(尿失禁),便が出にくい,ひどい立ちくらみ,汗が出にくい・出すぎる

脳神経内科でみる主な病気(代表的な病気のみ)

  1. 頭痛,てんかん,めまい,失神
  2. 脳血管障害:脳梗塞(脳血栓,脳塞栓),一過性脳虚血発作
  3. 変性疾患(原因不明の難病):アルツハイマー病,パーキンソン病,パーキンソン症候群,脊髄小脳変性症(多系統萎縮症)
  4. 感染症:髄膜炎(ウイルス性,細菌性,真菌性,結核性),脳炎
  5. 脱髄疾患:多発性硬化症
  6. 脊椎・脊髄疾患:頸椎症,脊髄炎,脊髄梗塞
  7. 末梢神経疾患:種々の神経痛,ギラン-バレー症候群,手根管症候群,アルコール性,糖尿病性,薬剤性の末梢神経障害
  8. 筋肉疾患:筋ジストロフィー,多発筋炎,周期性四肢麻痺,重症筋無力症
  9. 中毒:アルコール性,薬剤性,一酸化炭素中毒
  10. 他の内科疾患(肝障害,腎不全,膠原病,ほか)にともなう神経障害