たんぽぽだより
2020.02.04
2020.02月号より
節分
2月3日は節分でした。今年はちょうど年男・年女の方が1名ずつご参加の日で、朝の会で豆をまいてもらいました。法被を着ると背筋がすっと伸び、皆さまからの声援を受け、大きな声で「鬼は外!福は内!」と言いながら力強く豆をまいておられました。
節分にまつわる話では、今年の恵方「西南西」はどちらか?みんなで考えたり、「年の数だけ大豆を食べるのは大変やね」と話したり、鰯や柊を飾っていた昔のことなど、話題は盛りだくさんでした。
午後は節分にちなんで、人気のゲーム「鬼倒しゲーム」で元気に体を動かしました。大きなパネルで作成した「青鬼」に玉をぶつけて倒すゲームです。
「鬼は〜そと!」と大きな声を出しながら思いっきり玉を投げ、的が見事倒れると、とてもすっきりとした笑顔になられる方が多かったです。自分の番のみでなく、他の方がされる時にも「もっと上を狙って!」「次は倒れるよ」等と声をかけて下さる方も多く、とても賑やかな雰囲気で行うことができました。豆をまき、鬼も倒したので、これで1年間元気に過ごせますねと話ながら、お茶の時間には甘納豆と和菓子をおいしそうに召し上がられていました。
今年も様々な季節の行事で楽しくご一緒していければと思います。
たんぽぽ美術館
新しい年を迎えましたが、今年も利用者様がたくさんの素敵な作品を作って下さっています。その中からいくつかご紹介します。
新春の作品
①「謹賀新年」
ネズミや梅の花、葉ボタン、南天、だるまの絵なと、多くの利用者様に手伝って頂きました。上手に線の上を集中して切って下さる方、塗り絵が得意な方など皆様の力の集大成です。
②「雪うさぎ」今年は山口に雪が降りませんが、季節感ある作品です。手芸の得意な方が目を着け、体周囲を根気強くかがり縫い、4匹のかわいい雪うさぎが完成しました。
③「椿の並木道」折り紙の得意な利用者様がたくさん折ってくださり、素敵な作品に仕上がりました。
④「椿の貼り絵」
たんぽぽ園では古切手を利用して、素敵な作品を作ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。こちらは葉っぱの部分に古切手を使用しています。出来上がった作品は仁保郵便局へ飾りに行っています。
書き初め
「久しぶりに筆を取るなあ」「背筋が伸びるね」「心が乱れると駄目ね」と言われながら緊張した面持ちで取り組まれていました。勢いよく1枚でさっと文字を書かれる方、慎重に書き進められ何枚も書かれた方、お一人お一人書き進め方が異なっていました。書かれた後に「たまにはこういうのも良いね」「昔はやったなあ」と懐かしまれたり、満足された様な表情が見られました。一番人気は「令和」でした。令和になり初めての書き初めでもありましたので、ほとんどの方が書かれていました。